院長あいさつ
新中道皮ふ科クリニックのホームページにアクセスして頂きありがとうございます。
私は高校卒業まで宮城県で過ごし、山形大学卒業後は山形大学附属病院及び山形県内の基幹病院で約20年間、主に山形県内から受診してこられる重症の皮膚疾患の患者さんの診療に携わり、メラノーマをはじめとする皮膚がん、乾癬、アトピー性皮膚炎、白斑、自己免疫性水疱症、膠原病など、広く皮膚疾患の患者さんを診療してきました。
大学勤務時代は主に色素異常症(尋常性白斑)の病態・治療に関する研究、論文執筆など研究活動にも熱意をもって取り組んできましたが、以前からいずれは地域医療に貢献したいという思いがあり、この度ご縁があってここ利府町で皮膚科クリニックを開院いたしました。
これまでに研鑽を積んで習得した知識・技術を通じて、地域の皆さまのお役に立てれば幸いです。
皮膚は内臓と違って直接目で見えるだけに、皮膚科外来にはいろいろな悩み、心配事を持った患者さんが受診されます。医学はそれこそ日々進歩している一方で、いまだにメカニズム・原因が良く分かっていない病気もたくさんあります。「この皮膚病はいつ治るんですか?」というご質問もよく受けますが、人それぞれ皮膚にも乾燥肌、敏感肌、脂性の肌など「個性」があり、現在の医学ではそれらの個性を完全に変えることは困難であるため、塗り薬、飲み薬を続けてもらって、良い状態を保つ治療になることも少なからずあります。
学会などで常に情報をアップデートして、現時点でわかっている最新の情報を患者さんに分かりやすく説明するように心がけていますので、皮膚のことでお困りこと、わからないことなどあればお気軽にお尋ねください。
どうぞよろしくお願いいたします。
新中道皮ふ科クリニック
院長 林 昌浩