新中道皮ふ科クリニック

〒981-0114 宮城県宮城郡利府町新中道2丁目5-10

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クリニックについて

院長あいさつ

 新中道皮ふ科クリニックのホームページにアクセスして頂きありがとうございます。

 私は高校卒業まで宮城県で過ごし、山形大学卒業後は山形大学附属病院及び山形県内の基幹病院で約20年間、主に山形県内から受診してこられる重症の皮膚疾患の患者さんの診療に携わり、メラノーマをはじめとする皮膚がん、乾癬、アトピー性皮膚炎、白斑、自己免疫性水疱症、膠原病など、広く皮膚疾患の患者さんを診療してきました。

 大学勤務時代は主に色素異常症(尋常性白斑)の病態・治療に関する研究、論文執筆など研究活動にも熱意をもって取り組んできましたが、以前からいずれは地域医療に貢献したいという思いがあり、この度ご縁があってここ利府町で皮膚科クリニックを開院いたしました。
これまでに研鑽を積んで習得した知識・技術を通じて、地域の皆さまのお役に立てれば幸いです。

 皮膚は内臓と違って直接目で見えるだけに、皮膚科外来にはいろいろな悩み、心配事を持った患者さんが受診されます。医学はそれこそ日々進歩している一方で、いまだにメカニズム・原因が良く分かっていない病気もたくさんあります。「この皮膚病はいつ治るんですか?」というご質問もよく受けますが、人それぞれ皮膚にも乾燥肌、敏感肌、脂性の肌など「個性」があり、現在の医学ではそれらの個性を完全に変えることは困難であるため、塗り薬、飲み薬を続けてもらって、良い状態を保つ治療になることも少なからずあります。

 学会などで常に情報をアップデートして、現時点でわかっている最新の情報を患者さんに分かりやすく説明するように心がけていますので、皮膚のことでお困りこと、わからないことなどあればお気軽にお尋ねください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

新中道皮ふ科クリニック
院長  林 昌浩

資 格

  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医(2004年~)
  • 日本皮膚科学会 皮膚悪性腫瘍指導専門医(2009年~)
  • 米国ECFMG認証
  • 英検1級

学歴・職歴

1992年(平成4年)
宮城県仙台第二高等学校 卒業
1998年(平成10年)
山形大学医学部医学科 卒業
2002年(平成14年)
山形大学大学院医学系研究科 医学専攻博士課程 修了
2002年(平成14年)
山形県立日本海病院皮膚科 後期研修医
2004年(平成16年)
山形大学医学部皮膚科 助手
2007年(平成19年)
山形県立新庄病院皮膚科 医長
2009年(平成21年)
山形大学医学部皮膚科 助教
2011年(平成23年)
米国コロラド大学医学部 博士研究員
2016年(平成28年)
山形大学医学部皮膚科 講師
2020年(令和2年)
山形大学医学部付属病院 病院教授
2021年(令和3年)9月
新中道皮ふ科クリニック 院長
東北医科薬科大学皮膚科 臨床教授

所属学会・学会活動

  • 日本皮膚科学会
  • 日本研究皮膚科学会(評議員)
  • 日本色素細胞学会(理事)
  • 日本白斑学会(若手理事)
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本皮膚科学会・熱傷診療ガイドライン作成委員(2009年~2023年)

主な講演

2016年2月
第79回 日本皮膚科学会東京・東部支部合同学術大会(東京都)
シンポジウム6『色素沈着が見られる遺伝性皮膚疾患』
2016年6月
第105回 日本皮膚科学会総会(京都市)
教育講演16 『色が薄くなる疾患』
2018年6月
第117回 日本皮膚科学会総会(広島市)
教育講演49『ガイドラインに沿った熱傷診療の基本的知識の確認とupdate』
2018年6月
第122回 郡山皮膚科勉強会(郡山市)
皮膚科医からみた熱傷診療の最近の話題
~日本皮膚科学会診療ガイドラインと自験例を含めて~
2019年6月
第118回 日本皮膚科学会総会(名古屋市)
教育講演43『白斑の病態、評価法について』
2020年6月
第119回 日本皮膚科学会総会(web開催)
教育講演32『色調が薄くなる疾患』
2021年4月
第37回 日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会(東京都)
シンポジウム10『白斑の新しく役に立つ知識』
2021年6月
第120回 日本皮膚科学会総会(横浜市)
教育講演52『遺伝性色素脱失症』

総説、著書など

  • Chapter 78 “Albinism and Other Genetic Disorders of Pigmentation”: Fitzpatrick’s dermatology 9th  edition, 2018 (共著)
  • 内科医のための皮膚疾患アトラス「尋常性白斑」。診断と治療107巻増刊号、診断と治療社、2019年
  • 皮膚疾患:「尋常性白斑」 今日の小児治療指針第17版、p819-820、医学書院、2020年
  • 白斑の病態について。What’s new in Dermatology 2020-2021、p114-115、メディカルレビュー社、2020年
  • Vitiligo extent scoreなどの白斑評価法について。What’s new in Dermatology 2020-2021、p116-117、メディカルレビュー社、2020年
  • ラジオNIKKEI「マルホ皮膚科セミナー」 「第119回日本皮膚科学会総会 教育講演32-2 色調が薄くなる疾患」 2021年1月18日(木)放送
  • 皮膚科疾患:「尋常性白斑」 今日の治療指針2021、p1327、医学書院、2021年
  • 白斑。「皮膚科診療 秘伝の書」。神人正寿、常深祐一郎、編。p126-129、南江堂、2022年
  • 低温熱傷。Ⅴ.冬の皮膚疾患。「外来で鑑別診断に困ったら 季節をヒントに皮膚を診る」。矢上晶子、編。p203-205、メジカルビュー社、2023年